「一番読まれている記事」ランキングを更新しました(2023年5月)

辻説法かわら版にて、「一番読まれている記事」ランキング最新版(2023年5月)を更新いたしました。
こちらの算出対象期間は 2023年5月1日から5月31日となります。

一番読まれている記事
九份は、本当に「千と千尋の神隠し」の舞台なのか?
1位
九份は、本当に「千と千尋の神隠し」の舞台なのか?

宮崎駿先生の、「千と千尋の神隠し」。
不思議な世界の描写が、台湾の新北市にある九份に、非常に似ているため、「九份が千と千尋の神隠しのモデルとなった街だ!」「いや、全く違う」
という、議論が、日本と台湾の間で、巻き起こって久しくなります。
勿論、宮崎駿先生は、これを否定されておられ、千と千尋の神隠しは、現実のどこかの特定の街をモデルにした作品ではない、と、公式に発言されておられます。ただ、九份に行ってみると、確かに、九份の雰囲気に、千と千尋の神隠しは、よく似ています。特に、九份の夜景をみてみると、宮崎駿先生も、ここを参考に、千と千尋の神隠しの世界を構想したのではないかなあ、と僕は「個人的には」思うわけです。
そんな九份を、僕が、台湾の仕事の合間に、台湾で生まれ育った、URVグローバルグループ 台北オフィスの、陳俐君さんの、案内を受けながら訪れた、その時の紀行を、千と千尋の神隠しの世界を念頭におきながら、書いてみたいというのが、今回のコラムです。…
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今でもインドに残る強烈なカースト制度 ~不可触民 ダリットのスラムへ潜入を試みた~
2位
今でもインドに残る強烈なカースト制度 ~不可触民 ダリットのスラムへ潜入を試みた~

インドでの求人で、思い知ったカースト制度の影響
「カーストなんて、今はもう、インドではなくなっている」
「IT業界や、エンタメ業界では、カーストなんて、もう無視されている。」
こんな甘っちょろい考えで、インドビジネスに臨むと、大きなしっぺ返しを食らいます。
結論から言えば、インド社会で紀元前1,000年あたりに成立し、従って3,000年ほど、インド社会の構成の基礎をなしてきたカースト制度は、インドでは全くなくなっていないと考えて、間違いはありません。
大英帝国支配においても、その後の独立後も、カースト制度はインド社会の根幹に位置しており、インド社会にかかわりを持つすべての人が、そのコンテクストを知らずして、そこに関われるものではありません。…
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凄まじい教育立国
3位
凄まじい教育立国

人口が極端に少ないシンガポールがとった政策は、超・教育立国
シンガポールがマレーシアから独立した時に山積していた課題で、水の不足という切実な問題に続く、次なる大問題は、国内に資源が一切ないこと、そして、人口が極めて少ないということだった。
兎に角、国の面積が、東京都23区程度しかないのであるから、そこには、世界の大国と国力を競争するだけの人口がいるはずはない。そして、中東の小国クエートのように、国内に奇蹟のような、油田でも採掘されればよかったわけであるが、残念ながら、シンガポールの国内には、そんなものも全くないわけである。…
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  4. 第3話 英会話で、本当に英語は上達するのか?

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