辻説法かわら版にて、「一番読まれている記事」ランキング最新版(2022年10月)を更新いたしました。
こちらの算出対象期間は 2022年10月1日から10月31日となります。
一番読まれている記事
1位
カジノだけではなく、売春すら国家産業にする、シンガポールのしたたかなビジネス国家戦略
シンガポールの売春エリア ゲイランは、国家が管理する一大産業エリア
日本でも、カジノという産業を観光の武器にするという構想の是非は政治的に議論されている。カジノ賛成派は、自国民がそれを利用することを制限しつつも、カジノが持つ観光客の誘致による経済効果に着目する。
つまり、カジノという産業は、ある意味、インバウンド観光産業として位置付けられるのだ。日本など、先進国の場合、このような議論はカジノ止まりになる。
しかし、シンガポールでは、更に先に進む。カジノがシンガポールの国家産業であり、観光の目玉になっていることまでは、広く知られているが、シンガポールでは、売春も国家の公認産業なのである。…
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カジノだけではなく、売春すら国家産業にする、シンガポールのしたたかなビジネス国家戦略
シンガポールの売春エリア ゲイランは、国家が管理する一大産業エリア
日本でも、カジノという産業を観光の武器にするという構想の是非は政治的に議論されている。カジノ賛成派は、自国民がそれを利用することを制限しつつも、カジノが持つ観光客の誘致による経済効果に着目する。
つまり、カジノという産業は、ある意味、インバウンド観光産業として位置付けられるのだ。日本など、先進国の場合、このような議論はカジノ止まりになる。
しかし、シンガポールでは、更に先に進む。カジノがシンガポールの国家産業であり、観光の目玉になっていることまでは、広く知られているが、シンガポールでは、売春も国家の公認産業なのである。…
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2位
マーライオンが水を吐くところは、巨大な溜池だった!?
シンガポールの水事情
マレーシアから追放されたシンガポールには、国家として乗り越えなければならない難題が山積していたのである。その最大の課題のひとつが、シンガポールの「水」事情であった。
今でも、シンガポールで仕事をしている我々が、何気なく、シンガポールのスーパーマーケットやコンビニで販売されていて、よく目にする「ニューウォーター」という種類の水がある。この水の実態を知っている日本人旅行者は、あまりいない。
「ニューウォーター」というのは、人間の排出した「下水」を、浄水した水のこと。そう、つまりは、尿も含む、つい先ほどまで、トイレの便器の中にあったであろう、水だ!…
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マーライオンが水を吐くところは、巨大な溜池だった!?
シンガポールの水事情
マレーシアから追放されたシンガポールには、国家として乗り越えなければならない難題が山積していたのである。その最大の課題のひとつが、シンガポールの「水」事情であった。
今でも、シンガポールで仕事をしている我々が、何気なく、シンガポールのスーパーマーケットやコンビニで販売されていて、よく目にする「ニューウォーター」という種類の水がある。この水の実態を知っている日本人旅行者は、あまりいない。
「ニューウォーター」というのは、人間の排出した「下水」を、浄水した水のこと。そう、つまりは、尿も含む、つい先ほどまで、トイレの便器の中にあったであろう、水だ!…
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3位
コロナ禍から急速な経済成長へ向かうベトナム
2020年9月 ベトナム ホーチミンより
2020年初頭から2022年夏までの2年半。
コロナ禍から急速な経済成長へ向かうベトナム
2020年9月 ベトナム ホーチミンより
2020年初頭から2022年夏までの2年半。
コロナ禍に大きく世界が揺れ、僕も日本国内から外に出ることが出来ませんでした。20代前半でアメリカの大学院に留学のために渡米して以来、これだけ長い期間、生まれ故郷の日本にとどまったのは、はじめての経験でした。
この間、グローバルな活動をドメインとするURVグローバルグループの各国の法人も、国際間の行き来を止め、各地域は、ローカルのビジネスに集中し、意思疎通は、Zoomによる会議やミーティング・カンファレンスで実施をしてきました。
僕が代表取締役を務める日本の企業では、この間、コロナ禍に対応したオフィス消毒事業を不動産事業デビジョンが立ち上げて躍進し、コロナ禍で流動化をはじめた人材を囲い込むモデル芸能事務所事業をエンターテイメント事業デビジョンが立ち上げるなど、日本のローカルビジネスでも大きく成長する事業の仕込みを行い、経営支援事業やマーケティング支援事業も、大きく事業規模を拡大しました。
こうして、コロナ禍に対応した事業を進めながら、僕は、コロナ禍からグローバルビジネスが正常に戻るタイミングを見計らってきました。…
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